「out of this world」の意味は?
今回は、「out of this world」という表現を紹介していきます。英語を勉強していれば必ずどこかで耳にしますので、ぜひ覚えておいて頂きたいと思います。
さて、直訳すると「この世界の外に」というこのイディオム、どんな意味で使われるのかというとこんな感じです。
「ものすごく良い」
「とても素晴らしい」
実はこれ、「この世のものではない」というニュアンスで、素晴らしいということを強く誇張した表現なのです。
’素晴らしい’ を表すには「great」「amazing」「wonderful」「fantastic」「awesome」などが思い浮かびますが、このような言葉では言い表せない程の感動がある時に使うのが一般的です。
ちなみに、使い方の注意点は一番下の ’まとめ’ をチェックしてみてください(超重要)👇👇👇
それでは例文を見ていきましょう!
「out of this world」の使い方は?
【例1】
A : How was your vacation?
(休暇はどうだった?)
B : I stayed with my boyfriend at this luxury hotel and enjoyed everything, literally!
(彼氏とこのラグジュアリーホテルに泊まったんだけど、文字通り全部楽しんだよ!)
A : Sounds like you had a lot of fun.
(かなり楽しかったみたいね。)
B :Yeah, their restaurants were amazing, service was great, and best of all, the private beach was out of this world!
(うん、レストランは最高で、サービスも文句なし、何と言ってもプライベートビーチは想像を絶する素晴らしさだったよ!)
*「best of all」の詳細は下記リンクからチェック!
参考 「best of all」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
【例2】
A : Wow! This apple pie is out of this world! This is the best I’ve ever had in my life!
(うわ!このアップルパイ信じられないほどすっごくおいしいね!人生で食べた中で一番だよ!)
B : Thank you! Glad you say so.
(ありがとう!そう言ってくれて嬉しいよ。)
A : Hey, can you share with me your recipe?
(ねぇ、レシピ教えてもらえる?)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この表現、響きとしては誇張され過ぎた感じがするので、日常的に乱発するようなものではないでしょう。使う場面や言い方を間違えると、嫌味にも聞こえてしまうので使い方には注意が必要です。
誰かがディナーに招待してくれたとしましょう。あり得ないくらい料理がおいしいので「out of this world」と口では言っているのに、顔が真顔であっては、不自然なのは想像できますよね?
こういう表現を使う時は、ボディーランゲージ(表情含め)をきちんと言葉と一致させるように気を付けたいところです。
*メラビアンの法則(Mehrabian’s rule)によれば、コミュニケーションの93%は、視覚や聴覚の非言語によるものと言われています。
言葉での情報伝達はたったの7%ということですので、どれだけボディーランゲージが重要な役割を果たしているかが分かりますよね。
(*人間のコミュニケーションは、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%を占めるという、1971年に心理学者のアルバート・メラビアンによって提唱された法則。)
それではこの辺で失礼します!
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