「butt heads」の意味は?
今回は、日常会話では意外と使用頻度が高い「butt heads」という表現を紹介していきます。
直訳通り「お尻の頭」??と思った方もいらっしゃると思いますが、残念ながらそれは間違いです。「butt」は確かに「お尻」「ケツ」を意味し、日常的にもこの意味で非常に良く使われます。
しかし、「butt」は動詞として使われると「~を(角などで)突く」「~をど突く」という意味を持ち、「butt heads」全体で「頭をぶつけ合う」「頭をど突き合う」というようなニュアンスになります。
シカなどの動物が、縄張り争いなどのために角で突き合い戦っているのをテレビなどで見たことがあるかと思いますが、まさにこのイメージですね。
自然な日本語では、
「小競り合いをする」
「衝突する」
という感じでしょうか。
一般的に「喧嘩」を意味するのですが、フィジカルな喧嘩というよりは、程度はどうであれ口論や意見が合わないという状況で使われることが多いように感じます。
早速使い方を見ていきましょう。
「butt heads」の使い方は?
【例1】
My wife and I sometimes butt heads over trivial matters.
(私と妻は、時々くだらないことで言い合いになる。)
【例2】
My boss is far from a yes man. He always butts heads with the management team.
(私の上司はイエスマンとは程遠い。彼はいつも経営陣と意見が合わずに衝突する。)
*「far from」:「~とは程遠い」「まったく~ではない」
まとめ
いかがでしたでしょうか?当記事のアイキャッチ画像をイメージすれば、簡単に覚えられるイディオムではないでしょうか。「fight」や「argue」以外に「喧嘩」を表す表現として、みなさんのボキャブラリーに追加してしまいましょう!
それではまた!
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