「first dibs」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

ワンランク上の英語関連

「first dibs」の意味は?

今回は、ワンランク上の英語表現から「first dibs」というフレーズを紹介していきます。知っているとネイティブスピーカーからも一目置かれる表現間違いなし、ぜひここで覚えていってくださいね!それでは見ていきましょう。

まずは単語を確認。「first」は「最初の」、「dibs」は口語で「使用権」「所有権」を意味するので、全体の直訳は「最初の使用権/所有権」でしょうか。これ以上分かりやすい日本語は無いと思いますが、念のためもう少し簡単に言うと、

(何かを使用/所有する)優先権

といったところでしょうか。

使い方としては、例えば、「give first dibs」(優先権を与える)や「have first dibs」(優先権を持っている)のように使われることが殆どです。また、後ろに「on ~」を伴うことで、何の優先権を持っているかを具体的に述べることが出来ます。

それでは使い方も見ていきましょう!

「first dibs」の使い方は?

【例1】

A : Don’t touch the cake!
(そのケーキに触るな!)

B : Why?
(なんで?)

A : I have first dibs on it!
(それは僕のものだぞ!)

【例2】

A : May I order?
(注文いいですか?)

B : Excuse me, sir. This gentleman was here first, so he has first dibs.
(すみません。こちらの方がお先に並んでいらっしゃいましたので、彼が先です。)

A : Oh sorry, I didn’t notice that. After you, sir.
(ごめんなさい、気付きませんでした。お先にどうぞ。)

*「After you」:直訳は「あなたの後で」、つまり「お先にどうぞ」を表す定番表現。

【例3】

A : Hey, Ken, I got this extra ticket to the concert next week. Do you want to come?
(やあケン、来週のコンサートの余分なチケットを手に入れたんだ。行きたいかい?)

B : That sounds awesome! I definitely want to join you, but let me check my schedule first.
(いいね!すごく行きたいど最初にスケジュール確認しなきゃ。)

A : No worries. I’ll give you first dibs on it. Just let me know by tomorrow.
(大丈夫。まずは君が優先だから。明日までに教えてね。)

B : I will ASAP! Thanks!
(なるべく早く教えるよ!ありがとね!)

*「ASAP」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

【例4】

A : We received some deadstock office supplies from my friend’s company as a donation.
(私の友人の会社から、寄付として不良在庫の事務用品を受け取ったんだ。)

B : That’s nice! It’s a huge box!
(それはすごい!大きな箱ですね!)

A : I’ll give you first dibs on choosing what you want.
(君に欲しい物を選ぶ優先権をあげよう。)

B : Thank you!
(ありがとうございます!)

A : But instead, can you hand them out to all the office members after this?
(でも代わりに、この後オフィスの全員にそれらを配ってくれないか?)

B : Consider it done!
(任せてください!)

*「Consider it done」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は使い方に慣れて頂けるよう、4つのダイアローグを挙げてみました。

「優先権」と言えばやはり「priority right」という表現が一般的ですが、こちらは何となくビジネスチック、フォーマルで堅い響きがします。ですが一方で、「first dibs」はカジュアルなシーンで優先・優先権(この言葉自体が日本語にすると堅い感じですが)を表したい時に便利なフレーズでした。ぜひマスターしてくださいね!

それではまた次回お会いしましょう!GOOD LUCK!

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