「boil the ocean」の意味は?
今回は「boil the ocean」というイディオムを紹介していきます。
単語を見てみると「boil」は「~を沸騰させる」、「ocean」は「海」なので、全体では「海を沸かす」という意味ですね。海は沸かせないだろうとツッコミを入れたくなりますが、実はそれが正解。このイディオムが表現しているのは正に、
「絶対に不可能なことをしようとする」
「無茶なことをしようとする」
ということなのです。
あらゆる場面で、誰かが無茶をしているようなシチュエーションで耳にします。
実際の使い方を見ていきましょう!
「boil the ocean」の使い方は?
【例1】
He’s taking on those two important projects at the same time!? He should stop trying to boil the ocean!
(彼は同時に2つの重要なプロジェクトを引き受けるって!?無茶なことをしようとするのは止めるべきだね。)
【例2】
Focus on the most important aspects of what you’re working on. You’re biting off more than you can chew. Don’t try to boil the ocean.
(あなたが取り組んでいることの最も重要な部分に集中しなさい。色々と手を伸ばし過ぎだよ。無茶しないようにしなさい。)
*「bite off more than one can chew」:「手に余ることをしようとする」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?「海を沸騰させる」なんて比喩、発想がとても英語っぽいですよね?こういう表現をスラっと使えると、ネイティブスピーカーからも一目置かれると思います。ぜひ、機会があったら使ってみてください。
それではまた!
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