「clash with」の意味は?
今回は「clash with」という表現を紹介していきます。
あまり有名なフレーズとして確立はしていませんが、意外と幅広く使い回しが出来るので、この形で覚えておいて損はないと思います。
まずは「clash」という単語の説明ですが、元々のイメージは、
「(硬い物が)ガチャンと鳴る」「(金属などが)カキーンとぶつかる」ことです。
しかし日常会話では、「clash with~」の形をとって、非物理的なものや抽象的なものが
「~とぶつかる」「~と衝突する」
という意味でよく使われます。
参加したいイベントが、既に入っているスケジュールとぶつかってしまったり、貫きたい主義や価値観と現実が衝突したり、それぞれの利害や意見がぶつかったりと、色々なことに使うことが出来ます。
習うより慣れろということで、早速例文を見ていきましょう。
「clash with」の使い方は?
【例1】
A : Sorry, I can’t attend this meeting tomorrow.
(ごめんね、明日このミーティング出られないや。)
B : How come!?
(なんでよ!?)
A : It clashes with my medical checkup.
(健康診断とぶつかってさ。)
【例2】
When one justice clashes with another, things could be problematic.
(正義と正義がぶつかる時、事が問題になりうる。)
【例3】
A : What’s for lunch today, Mom?
(今日のお昼って何、ママ?)
B : I’m about to cook ramen noodles.
(ちょうどラーメンを料理するところよ。)
A : I’m not in the mood for ramen. I want to eat tacos.
(ラーメンの気分じゃないよ。タコスが食べたい。)
B : Ugh, what you want to eat clashes with mine at all times.
(えっ、あんたが食べたいものと私のはいっつも合わないわね。)
【例4】
A : I bought this hat last week but.. does it look good on me?
(先週この帽子買ったんだけど.. 似合う?)
B : Can I be honest with you? I think its design and color really clash with your outfit.
(正直言っていいかい?デザインと色が君の服装とぶつかってると思うな。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は4つの例文を挙げてみましたが、「~とぶつかる」と言う意味で幅広く使うことができるということが分かると思います。
今回見た「clash」という単語は、
「crash」([物理的に音を立てて]衝突する/墜落する)
「crush」(粉砕する/押しつぶす)
と混同しがちですので気を付けたいところです。
それではこの辺で失礼します!
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