「firsthand」の意味は?
学校英語ではお目に掛かることは無いのですが、日常会話でもビジネスシーンでもよく登場する単語「firsthand」の紹介です。
直訳すると「最初の手」を表すこの単語、実はこのような意味を持っています。
「(見聞きしたりすることが)直接に/直に」
「自らの体験をもって」
上の訳は副詞用法となっていますが、形容詞としても使うことが出来ます。訳としては「直接の/直の」や「自ら経験した」となりますね。
ちなみに、表記としては「first-hand」のようにハイフンが入ったものも見かけますが、意味や使い方はどちらも同じです。
それでは、下で例文を見ていきましょう。副詞用法と形容詞用法の両方を紹介します。
「firsthand」の使い方は?
【例1】<副詞用法>
There’s a huge difference between doing something firsthand and experiencing it vicariously.
(直接何かをすることと、間接的にそれを経験することの間には大きな違いがある。)
*「vicariously」:「(他人の経験を)代理的に」「自分の体験として捉えて」の意。
【例2】<形容詞用法>
Don’t bring us secondhand information. It doesn’t mean anything. Firsthand information is what we need for our team’s presentation materials.
(また聞きの情報を持って来るな。それには全く意味がない。私たちのチームのプレゼン資料に必要なのは直接手に入れた情報だ。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。知っていないといざという時に言えない表現だと思います。
ちなみに、【例2】に「secondhand」という表現が出てきましたが、こちらは「firsthand」と比べてご存じの方も多いのではないでしょうか。形容詞・副詞として使え「中古の/中古で」「また聞きの/また聞きに」「間接的な/間接的に」という意味ですね。併せて押さえておきましょう!
それではこの辺で失礼します!
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