「checks and balances」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「checks and balances」の意味は?

今回紹介するのは「checks and balances」です。元々この表現は、国の政治における、

(権力の)抑制と均衡

抑止力

を意味します。

つまり、一ヶ所に権力が集中しすぎないようにするためのシステムの事ですよね。三権分立という言葉を聞いたことがあると思いますが、まさにこういう事です。

このように言うと結構お堅い表現に聞こえますが、意外と会社内でも耳にすることがあります。
例えば社長が独裁的な経営をしていれば、社員たちが「この会社、checks and balancesが欠けているよね」みたいな感じで登場したりします。

実際の使い方を見てみましょう。

「checks and balances」の使い方は?

【例1】

Our president is such a control freak. There don’t seem to be any ckecks and balances in our company.
(社長はすごい仕切り屋だよね。うちの会社には全く抑制力が無いみたいね。)

*「control freak」:「全てを管理したがる人」、場合によっては恋愛における「束縛屋」の意。

【例2】

Checks and balances in organizations are said to be important in order to prevent improper behaviors and reduce mistakes.
(組織の中の抑止力は、不適切な行為を防いだり、間違いを減らすために大切だと言われている。)

まとめ

いかがでしたでしょうか?政治においての「checks and balances」は、日常的に目にするものではありませんが、会社では上手く使えるかもしれませんね。

ワンマン経営が必要な時もあるとは思いますが、やはり権力が長く一ヶ所に集中すると悪い方向に向かうことがほとんどではないでしょうか。そして私が思うに、ワンマン経営自体が悪いというよりは、最終的には人間のエゴや未熟さが問題なのだと思います。権力を持つとどうしても私利私欲のために行動を取りたくなるのが人間なんですね。結局、倫理や道徳のレベルが低下し、良い人材が離れ、上手く会社が回らなくなっていく、よくある流れではないでしょうか。

みなさんの会社ではきちんと「checks and balances」が機能していますか?

それではまた!

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